お金と母親
ここのところ、
新月も抜けたのに
モヤっとした感じが続いていたのですが、
ようやく昨日、
それがなんだったかわかった気がします。
一言で言うと、母親への怒りの感覚、でした。
私の母親はすごくパワフルな人で、
子どもを３人育て、仕事もこなす、
社会から見ると
割とスーパーキャリアウーマンタイプで。
私はそんな母親のことをすごく尊敬しているし、
「お母さんは”ちゃんと働いてて”えらい」
みたいなことをどこかでずっと思っていました。
母のことは今も尊敬しているし、
大好きですが、その母親から、
「あなたは”お母さんの子だから”、できるよ！」
と結構よく言われてたんです。
子どもの自分からしてみたら、
やりたいことや挑戦したい気持ちを
肯定してもらえることや、
出来るかどうかわからない時に
自分はきっと大丈夫なんだ、という
拠り所をもらえたのは
すごくありがたかったのです。
が、
このことばは大人になってからも、
ずーっと脳裏に焼きついていて、
私はいつからか
私が何かをできるのは
「お母さんの（パワーの）おかげ」
なんだ、と思うようになりました。
私と母は興味の矛先が似ていることもあって、
私の興味のある分野には基本的に
「わ〜いいやん！すごいやん！」
と言ってくれるのですが、
大人になってからは特に、
どうしてもなんとなく、
悔しいというか、
自分のお気に入りを取られたように感じてしまう。
自分のことを肯定されているはずなのに、
それを母親が自分自身を
肯定するのに使われているみたいな、
謎の感覚になっていました。
私が私で、私だから出来ることさえ、
全部吸収されてるような、
そんなイメージを勝手に持っていたんですね。
母が良かれ、と思ってかけてくれたことば、
子どもの自分にとってもありがたかったことば
が、
大人の自分にとっては呪いの足枷ワードに
なっていた！！！という。衝撃です。笑
あと、もう一つ。
小学校の高学年くらいの頃、母方の祖母と
同居していた時期があったのですが、
その祖母から
割とキツく当たられることが多くて。
祖母は母のことは
鬼可愛がりしてた（ように見えた）ので、
「仕事をして、祖母から褒められている母」
と、
「家でお手伝いをしてもキツく当たられる自分」
の構図が自分の中で出来上がってしまってて。
そのころは、「お母さんは働いててえらい」
と思っているので
気にもとめてなかったのですが
心の奥底では、母親から表立って
助けてももらえないし、
ちょっと（かなり？w）
恨んでたんだと思います。笑
この二つから、私は母のこと、
大好きだけど嫌い
だったんだと思います。
これに気がついて
もやもやと目下お金のことでずっと自分が
悩んできたことの謎が、やっと解けました。
まず、お金を稼がなかったら、
「ダメな自分でも（お手伝いとかしなくても）
母親が自分を認めてくれるか」試せる。
これは、今までいろんなセラピーとかでも
よく言われていることだったので、
なんとなく理解はしていました。
大発見はこの次です。
お金を稼いだら稼いだで、
「お母さんの子どもだから！さすが！」
と言われ、自分が心の底で
嫌だと思っている母親を、
すごいと認めていることになってしまう。
だからその両方に対して抵抗して、
お金を稼ぎたいのに稼げなくて悩む自分
でい続けてたみたいです。
結局のところ、
私は私自身を
ダメなやつでもいいんだと
ゆるせてもいなかったし、
私だからできてるんだ、という自信が
圧倒的になかった
ということがまざまざとわかって、
ぐちゃぐちゃに泣きました。笑
こんな悟りブログ書いてるくせに〜！
と思って泣きました。笑
そして、
自分の大好きな人を悪者にするくらいなら、
自分のことを嫌いになろう
としていた自分の優しさにも気づきました。
もしかしたら、親を悪者にするような
表立った反抗期がなくて、
かつ自己肯定感が低い人って
こういう人いるかもしれません。
あなたは優しいです。とても。
それを忘れないで。
親が世間でいう毒親じゃなかったから
悩むことじゃない、とか
気にかけて育ててくれたから、とか
お金かけて色々やらせてくれたから、とか
親も親で大変だったから、とか
そんなの一旦脇に置きましょう。
あのとき
ムカついたんじゃ〜！！！
で、いいんです。
その一点においては
嫌いじゃ〜！！！クソじゃ〜！！
でいいんです。
あなたは優しい。
あなたはすごい。
あなたはよく生きてる。
私もこのブログで皆さんにシェアしたことを
持ちまして、
身軽になろうと思います！＾＾
ではご一緒に！
誰の子どもだからとか関係ない！
私は私だからすごい！
